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キエフ軍デバリツェボ撤退が示すロシアの強さ(ryuubufanのジオログより)

≪ryuubufanのジオログ≫に興味深い記事がありましたので転載させていただきます。

【朝のメッセージ】キエフ軍デバリツェボ撤退が示すロシアの強さ
.2015/2/19(木) 午前 11:16日記その他国際情勢..

  停戦合意後のデバリツェボの動きが急だ。そもそも義勇軍がキエフ軍を包囲していた訳であるから、停戦合意を順守するならキエフ軍は後方に退却しなくてはならない。デバリツェボは義勇軍側の地区である。そこにキエフ軍が侵入して激しい戦いとなった。包囲されたらキエフ軍にとって後方に退却とは侵入以前の地区に引き返す事である。義勇軍側は停戦合意直後、キエフ軍が包囲突破を試みていると言っていた。これは後方への退却と真逆の動きだ。侵入を深める動きだったのだろう。これには義勇軍が停戦合意のままに大人しくする訳に行かないのは当たり前だ。そもそも義勇軍側は侵入を受けている。停戦合意なら、侵入行為を止めて退却するのが当たり前の行為だ。退却の動きに対して義勇軍が攻撃する事はない。

ロシアマスコミも日本のブラックマスコミも、キエフ軍のデバリツェボ撤退を報じた。ポロシェンコは組織的撤退を始めていると言った。停戦合意の直後からそうすれば良かったものを、今になって言い始めた。包囲されたキエフ軍は疲労困憊の体だったと言う。この撤退は事実上の敗走である。停戦合意に乗じて敗走を撤退に切り替えたという事だ。停戦合意のお陰で全滅を免れたのだ。ありがたい事の筈だが、そこはクーデター政権の性悪で敗走しながらロシアに毒づいている。NATOも米政府も同様である。性悪どもはどうしようもない。

それにしても思うのは、ロシアの強さである。プーチンは義勇軍の士気の高さが米のキエフへの武器供与を打ち砕くと言っていた。プーチンが言うにはキエフ軍は士気が大変低いそうである。いやいや戦っている訳だ。戦わされている。そこ行くと、義勇軍側は自分達の土地と生活を守るという強い思いがある。ベトナム戦争でもそうだった。自分の国を守るという激しい思いが圧倒的戦力の米軍を打ち負かした。命がけの戦争は兵員の士気の高さ、能力の高さが最大の問題となるようだ。ロシアはこの点で最高度に強い。義勇軍はロシア語系住民であり、自分達をロシアの一部と見ている。ソ連時代に兵士だった者などが義勇軍に参加しているから戦闘能力も高い。

ロシア人というのは外に向かって攻撃するより、外から来る敵と戦う能力が高いという印象がある。自衛力、防衛力の高さである。ナポレオンもナチスもロシアとの戦いで悲惨な敗北を喫している。ロシアは受けが強いのだろう。プーチンが柔道の神髄を掴んでいるのも繋がるものがある。欧米的単純な攻撃性とは異なる奥の深い強さがロシアの強さの本質であろう。ロシア語を話す義勇軍は自分達の土地を完全に守り切っている。ロシア的な何かが強さを齎している。ロシア、恐るべしである。

ヨーロッパはロシアと事を構えるべきではない。ヨーロッパにとってロシアは大き過ぎるまた重過ぎる隣人である。ロシアと仲良くする事はヨーロッパの宿命である。ロシアと米とどっちを取るべきか、ヨーロッパの究極の選択を迫られたら、ロシアを取らなくてはならないのである。米と一緒になってロシアを攻撃しようなどと馬鹿な選択をするべきではない。ロシアは強いのである。このロシアが今や中露連合であるから、もう諦める事である。

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