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勇気ある裁判官 樋口英明裁判長(zeraniumのブログより)

≪zeraniumのブログ≫に興味深い記事がありましたので転載させていただきます。
http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-478d.html

 勇気ある裁判官 樋口英明裁判長 稲生雅之さんのメールマガジンからの掲載です。

  『 勇気ある裁判官のご紹介です。

   関西電力高浜原子力発電所3,4号機の、運転差し止めを住民が求めた仮処分申請で、福井地裁の樋口英明裁判長は、再稼働を認めない決定をしたそうです。昨日(14日)のことで、今日の新聞を買って少し詳しく調べてみました。

   判断の理由は、原子力規制委員会が定めた、原発の新規制基準に合理性がないとする物であり、この判決は、政治と民意の衝突に対して政治の嘘を明らかにする物です。

   日本の裁判の仕組みでは、地方の裁判において裁判官個人の意見が通ることもあるのです。この先、裁判長の判決が三審制の高裁、最高裁まで至るとすると、今度はそれに対する政治力が発揮されて、この判決は覆(くつがえ)されるのがこれまでの政治から考えられる予想です。

   裁判官は、法務省に人事権を握られて飼い慣らされている人が多いと、本に書かれていますので、真に国民の利益を考えた処分決定や裁判の判決は、実際には地裁でしか期待出来ない部分が大きいのです。

   今回の裁判長は、地方の”どさ回り”をさせられている経歴を持つ方なので、良心と信念を貫く部分を強く持つ方なのでしょう。この様な国民思いの方が、この種の決定に関われたことをありがたく思います。

   今月22日には、川内原発における同様の仮処分決定が、鹿児島地裁で予定されているとのことです。この決定がどうなるかは分かりませんが、福井の決定が覆るまでに時間もかかりますし、来年の参議院選挙までには状況が変わることも期待出来ると思います。

   関西電力の主張によれば、基準値震動の700ガルを越える地震は高浜原発には来ないことになっているそうですが、これを決める能力は誰にもないでしょう。現実に2005年以降の10年足らずの間に5回も、4カ所の原発にこの基準を超える地震が起きています。

   関西電力は、裁判官の指摘するこの現実を無視して、高裁に訴えて政治力での解決を目指す姿勢です。

   決定要旨の中では、使用済み核燃料棒のリスクについても触れていました。
   大きなリスクがあるにもかかわらず、格納容器に入れるなどの対策が取られていないのです。福島でもこの使用済み燃料棒の処理を優先しているのに、全くこの現実を無視する態度です。頭から”再稼働先にありき”の原子力規制委員会ですので、現実を無視して政治力で全てを動かせると思っているようです。

   日経新聞には、判決による具体的な危険論拠に乏しいとして、御用学者の森嶌昭夫・名古屋大学名誉教授の意見が載せられていました。民法・環境法の専門家とのことですが、今回の決定では(裁判長の)人格権が論じられており、この点で環境基準に照らすコメントを出しているつもりでしょう。

   「仮処分は、具体的な危機が迫っていると認められる場合に下されるものだ。大地震や大津波が襲うような、具体的な危機があるのかについての論拠に、科学的な根拠は乏しい。法律家としてではなく、一市民としての個人的な感情に振れすぎているのではないか」、としています。

   リスクが分からないを通り越して、法律家なら理解すべき、保険における事故の確率も計算出来ないのでしょうか。基準を超える地震が既に発生しており、その基準では安全は守れないとわかっているのに、この点を全く無視して具体的な危機は迫っていないとしています。法律家としての肩書きで、論点をずらすための反論をしているだけに見えます。

   朝日新聞には、決定で発言が引用された入倉孝次郎・京都大学名誉教授のコメントが載せられています。決定において彼の計算に根拠がないとされているからです。それによると、「計算式は平均像をもとにしているが、基準値振動では最も影響の大きい条件を取っている。」「今の科学でこれ以上の決め方はないだろう。決定通りにすると、根拠なしに一律に決めることになる。」としており、決定への事実誤認があると指摘するものです。

   この人は強震動学という分野の専門家の方の様ですが、今の科学でこれ以上の決め方はないだろうとはよく言えると思います。恣意的に運用するからこそ批判されているのに、自分は正しいと開き直って政治力に頼るのです。

   科学としてこれ以上の決め方など、いくつでも出せるはずです。結局、批判に耐える科学ではあり得ないのです。

   こうしてみると、御用の人たちにはまともな反論は出来ておらず、700ガルを越える地震が実際に起きているリスクを直視することが出来ないのです。政治力さえあれば何でも出来ると思っているようですが、その力を失うときに何が起きるのか、それすら考える事が出来ないようです。これでは2度目の事故が起きかねないのです。

   政府が強権を発動し、様々な事件を引き起こしているので、こういった強権的姿勢は普通に見られる物になりつつあります。いつまで続くのか分からない現在の強権政治ですが、人々の反感を買いすぎているので崩れるときには脆いでしょう。文句を言えるようになった時に、その様な人々がたくさん出てくるのです。

   日銀の黒田氏が、2月に首相に直言した内容が日経新聞に載せられていました。
   これは議事要旨からは削除されている物なので、問題が大きくなっていることと、強権のコントロールが上手く出来なくなっていることを伺わせます。黒田氏も追い込まれていると思われます。

   黒田氏の直言は、海外の銀行の動きが日本の国債のリスクを上昇させる話なので、安倍氏にはコントロールどころか理解も出来ないのでしょう。その姿勢がリークを呼んだ物かも知れません。

   水面下では、日本が国債市場においてババを引かされる話であるという事になりますが、この先の展開を見守る必要性は大きな物となりました。』
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