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すべての生命は互いに与え合いながら成長、進歩している(zeraniumのブログより)

≪zeraniumのブログ≫に興味深い記事がありましたので転載させていただきます。
http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-cc0f.html
すべての生命は互いに与え合いながら成長、進歩している  

 それから2 週間が経ったある日、私はサン・ジェルマンとのいつもの待ち合わせ場所に行きたいという強い衝動に駆られた。それで翌日、早朝4時にロッジを出て歩き始め、鬱蒼とした森の入り口には午前9時に着いた。

   森に足を踏み入れて20 歩も行かないうちに、我が相棒のジャガーの哀愁に満ちた鳴き声が聞こえてきた。すぐに返事をすると、旧友との再会を喜ぶように飛び跳ねながら現れ、いつものように並んで歩き出した。

   だがジャガーが珍しく、何だか落ち着かない。たいてい一緒にいる時は冷静なだけに、妙な感じがした。美しい頭を撫でても不安げな様子は変わらない。それで一旦腰を下ろして昼食をとることにした。

   「さあ、行くとしようか」 昼食を済ませた私が呼びかけても、いつになく心配そうな表情でこちらを見つめている。こんなことは初めてのことなので私も困惑してしまった。

   再び一緒に歩き初めてしばらくすると、上部に岩が突き出た高さ4メートル半ほどの崖に行き着いた。ジャガーの異様な気配に、見ると獰猛な目になっている。一帯に緊迫した空気が流れており、それが何なのか私にはわからない。さらに何歩か進んだところで戦慄を覚えた。

   ふと見上げると、そこに身をかがめて跳躍寸前のピューマが目に入った。
   次の瞬間、私に飛びかかってきた! あわてて崖の方に逃げると、たった今私が立っていた場所にピューマは着地した。そこへ稲妻のごとくジャガーが襲いかかり、もつれ合いながらの死闘が始まった。

   その戦いの様子は言語に絶する壮絶なものだった。
   吠え声、うなり声が響き渡り、皮を引きちぎり合いながら互いに転げまわる。ひと回り大きいピューマの方が優勢に見えたが、敏捷な身のこなしではジャガーのほうが勝っている。一瞬、相手が動きを止めた隙に、ジャガーがピューマの背に飛びかかり、耳の後ろに牙(きば)を埋め込んだ。

   鋼鉄で貫かれたような強烈な一撃に、ピューマは2、3 秒のた打ち回ったあげく、ついに力尽きて動かなくなった。ジャガーは、無残にも引きちぎられた脇腹をあらわに、よろめきながら寄ってくる。ジャガーの私を見上げたその目からは獰猛な色は消え失せていたが、生命の灯も消え入りそうだった。安堵にも似た表情を見せると、ジャガーは悲しげにうめき、私の足元で死んだ。

   私はその場にしばらくじっとしていたが、言葉もなく相棒の死に涙を流した。
   人間の友情と同じ思いを、私は彼に対して抱くようになっていたからだ。はっと気づいて顔を上げると、サンジェルマンがかたわらに立っていた。

与えることなく受け取ることはなく、受け取ることなく与えられることもない

   「親愛なる兄弟、落胆することはない。あなたとの接触で意識が急速に高まったジャガーは、すでにこの肉体に留まりきれないところまで来ていた。それで宇宙の法則が、その体での最期としてあなたへの奉仕を求め、彼はあなたを救うことで愛情を示したのだ。つまり、万事うまくいったんだよ」

   彼は親指を私の額に当てながら言葉を続けた。
   「さあ、心を落ち着けて」 すると先ほどまでの悲しみが取り除かれてしまった。  「大いなる宇宙の法則に間違いはない。与えることなく受け取ることはできず、受け取ることなく与えることはできない。生命のバランスはそのようにして保たれている。」

   「まもなくあなたは、これまで尽くしてきた以上の役目を負うことになる。
   行動しているのは神の力と知性で、あなたの心と体はその媒介に過ぎないことを常に忘れず、来たるべき体験に備えて、あなたを介して表現する神の無限の力を絶えず瞑想するがよい。」

   「たくさんの誠実な真理の媒介者がいる。
   中には他の者よりも深く理解している者もいるが、人間は誰もが神の子であるので、その者のその時点における到達度に応じて、全力を尽くして仕えていることに変わりはない。よって誰のことをも裁くべきではなく、すべての者を介して神の表現がなされていることを知り、理解すべきなのだ。」

   「我々の役目は、そうした媒介者がどこにいようと、そのすべての活動を祝福することだ。それらの活動を通じて、内なる光が輝く様子がわかる。これによってその者が、神の真理を与えているかどうかが見極められ、それに関して我々が見誤ることはあり得ない。」

   しばらく一緒に山を歩くと、マスターが言った。
   「ロッジまで送ろう。腕を私の肩に回しなさい」

   私は言われるようにすると、体が地面から浮き上がるのを感じ、一瞬にしてロッジの自室に戻っていた。仰天する私の横に、サン・ジェルマンが微笑みながら立っている。

   「1週間後にまたいつもの場所で会おう。我々は国内のこの地域での我々の仕事を締めくくるつもりでいる。」

   彼は笑顔で一礼し、静かに視界から消えていった。
   最後まで私の目に映っていたのは、微笑みかける穏やかで美しい彼の瞳だった。

   「外側の生活、人生において、内なる力と完全性を十分表現しようと思うなら、まず自己の調和を保つことが肝心だ。平和と愛、落ち着きの感情を保ち続けることの重要性は、どんなに強調してもし過ぎることはない。これらが実現していれば、”内なる神”は瞬時にして際限なく行動することができる。」

   「すべての人々と、あらゆる物事に、無条件に愛と平和の感情を注ぎ続けること。
   その対象がそれにふさわしいか否かにかかわらず、そうすること。それが、”内なる神の力”を開く魔法の鍵だ。この法則を学んだ者は幸いだ。それがなければ人類には何もよいものはなく、それがあるからすべては完全になることができる。そうでなければすべて形あるものは分散し、宇宙の光の大海原に戻っていく。」


            (サン・ジェルマンによる)
        『明かされた秘密』 ゴッドフリー・レイ・キング著
                    ナチュラルスピリット

                            抜粋

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