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苦悩がよろこびに変わるとき   まず自分自身のことから始めなさい(zeraniumのブログより)

≪zeraniumのブログ≫に興味深い記事がありましたので転載させていただきます。
http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-934f.html
・苦悩がよろこびに変わるとき   まず自分自身のことから始めなさい。
   

 これは、内なる成長のための基本的な秘密の一つである。まず第一に、あなたが自分自身にしないことを他人にできるわけがないからだ。もし自分自身を傷つけているなら、あなたは他人も傷つけてしまう。もし自分自身を嫌っているのなら、あなたは他人からも嫌われるだろう。自分自身を祝福している時にだけ、あなたは他の人を祝福できる。

   何であれ、あなたが他人にできることは、まずその前にあなたが自分自身にしていることに違いない。それこそ、あなたが分かち合える唯一のものだ。あなたは、自分が持っているものだけを分かち合うことができる。自分が持たないものなど、分かち合うことはできない。

   私たちは常に、自分自身の惨めさを避ける。
   もし惨めさを感じたら、あなたはテレビをつけ、ケータイをいじり、ラジオをつけて暇をつぶす。ほんの束の間でも惨めさを忘れられるように。新聞を読み始め、あるいはゲームをしたり、ビデオを見たり、何かを食べる。彼氏や彼女のところへ行ったり、飲みに行ったりする。市場へ買い物に行くかもしれない。それもただ、あなた自身を自分から遠ざけ、その惨めさと傷を見ないですむようにするためだ。自分の内側がいかに虚しく傷ついているかを見ないですむためだ。

   人々はこうして自分自身を避け続けていく。
   彼らが不幸の何を知っているというのだろう。(自分の惨めさから逃げる彼らに)、どうして彼らが人間の不幸について考えることなどできるだろうか。まず、自分自身から始めることだ。もし精神的苦痛を感じているのなら、それを一つの瞑想にしてごらん。扉を閉じて静かに座り、まずできるだけ強烈に、その精神的苦痛を感じなさい。その傷を感じなさい。

   誰かがあなたを侮辱した。
   その傷をなだめる最上の方法は、行って彼を侮辱することだ。だがそうすると、あなたは彼に囚われることになり、それは解決ではない。もし誰かがあなたのことを侮辱したら、あなたの中の深い傷を感じ取る一つの機会を与えてくれた、その人に感謝するがいい。彼はあなたの中にあった傷をむき出しにしたのだ。その傷はすでにあなたの中にあったものであり、彼がその傷をあらわにする引き金を引いたのだ。

   ちょっと部屋の戸を閉めて、静かに座りなさい。
   引き金を引いたその人への怒りは持たず、ただあなたの内側に起きた感情、それも傷ついた感情に醒めていなさい。あなたはこれまでどのくらい拒否され続けてきて、侮辱されてきただろうか。するとその時、あなたは驚くことになる。この男だけでなく、今まであなたを侮辱しバカにしたあらゆる男や女が、あなたの記憶の中を動き始める。あなたは彼らを思い出すだけではない。あなたはそれをもう一度生き始め、一種の原初の中へ入っていくだろう。

   傷を感じなさい。
   痛みを感じなさい。それを避けたりしないことだ。だから多くのセラピーでは、患者はまず、薬物(向精神薬の類)を一切禁止される。その単純な理由は、あなたの内なる惨めさを避けるための、それが一つの方法だからだ。それはあなたに自分の傷を見ることを許さず、抑圧してしまう。それはあなたに自分の苦悩に入って行くことを許さない。結局のところ、自分の苦悩の中に入っていかない限り、その牢獄から解放されることはない。

   そうしたセラピーに参加する前に、あらゆる薬物を落とすのは完璧に科学的なことだ。もし可能なら、コーヒーやお茶、タバコといった薬物でさえそうなのだ。なぜならこれらはみなすべて回避する道だからだ。

   あなたは自分に気づいたことがあるだろうか。
   いつでもイライラし、落ち着かないと、あなたはすぐさまタバコを吸い始める。それはイライラを回避する一つの方法であり、実際それは一つの退行だ。タバコはあなたを再び、心配も責任もない子どものように感じさせる。というのもタバコは、象徴的な乳房であり、入っていく暖かい煙は、ただあなたを自分が母親の胸で温かい乳を吸っていた当時へと連れ戻す。乳首は今やタバコとなっており、それは象徴的な乳首なのだ。

   こうした退行によって、あなたは成人であることの痛みを回避する。
   それは一方で、多くの薬物という向精神薬を通して続けられている。現代の人間は、かつてないほどの薬物を利用している。それは現代の人間が、大いなる苦悩の中に生きており、薬物なしには生きられないほどの苦悩なのだ。こういった薬物はあなたの中に障壁を作り上げてしまい、それはあなたを薬漬けにする。そしてそれは、あなたが自分の痛みを知るに十分なほどの感受性をあなたに許さないのだ。

   まず最初にすべきことは、戸を閉めてすべての作業を中止することだ。
   テレビを見たり、携帯をいじったり、何かを聴いたり、本を読むなどのあらゆる作業をやめることだ。なぜならそれらのこともまた薬物だからだ。ただ静かにしていなさい。完全に独りでいて、祈ることすらしないこと。それもまた一つの薬物だ。あなたはこのようにして占有されている。あなたは神と話し始め、祈り始め、こうして自分自身から逃避する。

   ただあなた自身でありなさい。
   その苦痛が何であれ、苦悩が何であれ、そのままでありなさい。それを全面的な強烈さの中で経験してごらん。それは困難に違いない。心を引き裂き、あなたは子どものように泣き叫ぶかもしれない。深い苦痛の中に、床を転がるかもしれない。あなたの身体は引き裂かれるかもしれない。あなたは突然、痛みは心だけではなく、身体全体なのだと気づくかもしれない。身体全体が痛みに満ちており、あなたの身体全体が痛みなのだ。

   それが経験できると、それは途方もない重要性を持つ。
   その時、それを吸収し始めなさい。投げ捨ててはいけない。それほどに価値あるエネルギーなのだ。それを吸収し、飲み込んでごらん。受け入れて、招いて、それに感謝してごらん。

   そして、自分自身にこう言いなさい。
   「こんどは避けない。逃げない。こんどは拒絶しない。投げ捨てない。こんどは飲み込んでしまおう。お客のように受け入れよう。こんどは消化しよう」と。それを消化するには、あなたは数日が必要かもしれない。

   しかしそれが起きる日には、自分を遥か彼方へ連れ去るかもしれない扉にあなたは出会う。そしてあなたの人生に新しい旅が始まる。あなたはこれまでになかった新しい存在の道へと移動する。なぜならあなたが何も拒絶せずそれを受容したからで、その苦痛を受け入れたとたん、そのエネルギーの質は変化してしまい、もはやそれは苦痛ではない。

   実際、人はただただ驚くことだろう。
   それはどこまでも信じがたいことだ。苦痛がエクスタシーへと変容され、痛みが喜びになることが、人には信じられないのだ。

   だが日常の生活の中で、対極にあるものは常に互いに結び合っており、それらは対極でさえなく、互いに補足し合うものだということにあなたは気づいている。それも完璧に知っている。つまり、あなたの愛のエネルギーは、いついかなる時にでも憎しみのエネルギーに変わるし、憎しみはいつ何時にも、愛に変わり得ることを。それは同じエネルギーなのだ。苦痛となり、快楽となり、苦悩となり、祝福となる同じエネルギーだ。

   まず自分自身から始めなさい。
   あなた自身の痛み、苦悩、惨めさで小さな実験をやってごらん。そして一度その鍵を見つけたなら、それがどんな奇跡を起こすかがわかっているなら、あなたの小さな心は全宇宙よりも大きい。

   これが慈悲だ。
   慈しみとは、存在の内部で変容力となるもののことだ。醜いものを美しいものに変容させ、闇を光に変えるものだ。これが仏教徒の錬金術だ。あらゆる悪は目覚めへの道へ、覚者への道に変容できる。悪はあなたの敵ではなく、あなたに対立してはいない。あなたはただその使い方を知らないだけであり、毒から薬を作る方法を知らないだけなのだ。


       The Book of Wisdom
      『アティーシャの知恵の書 上』 OSHO  市民出版社

                          抜粋


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